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新しい時代へ・・・

平成31年4月1日、えんに1本の電話が・・・

「今度の新元号は、なんになるやろね?」受話器の向こうから89歳になるおじいちゃんの声が。今まさに注目を浴びている話題に興味津々です。この日は、利用日ではなかった為、一人で自宅にて過ごされています。この歴史的瞬間を誰かと共有したかったのでしょう。

「昭和」から「平成」、そして「令和」。

それぞれの三時代を生き抜かれ我々には、想像を絶する瞬間にも幾度となく遭遇されたことは微塵にも感じさせない優しい柔かい言葉で、電話に出た職員に語りかけています。

89回目の春の訪れと新しい元号に、彼は何を感じているのだろう・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、今日から、元号が「平成」から「令和」へ・・・。新しい時代の幕開けです。

ふと31年前、大学を卒業して福祉施設に入職した時にも元号が変わるという歴史的な瞬間に立ち会ったことを思い出しました。あれから私たちは、ずっと福祉サービスに従事してこの間に法律や制度も幾度となく更新されました。その度に福祉現場は混乱して右往左往したことを今でも思い出します。高齢者福祉においては介護保険の導入、障害者福祉においては支援費制度の導入や自立支援法の施行等、「措置から利用契約へ」と利用者本位のシステムに大きく時流が変わりました。そうした平成の激動の時を我々は歩いてまいりました。

新しい「令和」の時代、これからも様々な制度変革や社会システムの変更に立ち会うことになるでしょう。しかし、我々は社会福祉従事者一人として「利用者様」への熱い思いと冷静な判断と行動力を武器に、これから迎える荒波に立ち向かうべく準備して参ります。

「利用者様と共に」を合言葉に!!

 

 

 

 

 

 

 

 

今回もまた、この瞬間に立ち会うという幸運が!?