株式会社EPO

大先輩とのお別れ

みなさま、こんにちは

台風も過ぎ去り、すっかりいいお天気ですね

昨日は、雨がやんだあともとても寒く冷えましたが

今は、窓を開けてると外から入ってくる空気が熱風のように感じられるほど

熱いですね…

今日はお天気が良いので、近くの植物公園までドライブに

でかけていきました

みなさまの帰ってきてからの感想が楽しみです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今週の月曜日のこと。

私たちの人生の大先輩とのお別れがありました。

大正元年生まれ、102歳のご入居者様がご逝去されました。

多機能ホームえんが出来て以来最期のときまでずっとグループホームを利用してくださいました。

 

4月半ば、体調を崩され、ご家族との話し合いを行った結果

「えんにてターミナルケアを」と希望され、えんにて過ごしていただきました。

 

ターミナルケアとは

ターミナル=終末期という意味で、

延命を行わず、心身共に苦痛を伴わないような介護をし、

ご本人さまらしく人生の最期を生きていただくために行われるものです。

 

私を含め、このような機会に立ち会うのは初めてという職員も多くいましたが

大変多くのことを勉強させていただきました。

 

敬老会や小学生との交流会など様々なイベントでは

代表してご挨拶してくださり、大きな声で歌を歌ってくださったり

いつもみんなを楽しませてくださいました。

頑固おやじで、甘いものが大好きだったそうです

2週間ほど前、1口アイスクリームをお持ちしお部屋にいき

「アイスクリーム買ってきたけど今食べられますか?」とお声掛けすると

目の色がかわり「これはありがたき幸せ大好物やいただこう」と

大きな声で答えてくださった、その時が今でも忘れられません。

80歳を過ぎても自転車に乗られていたようでとても元気な方でした

いまでも「おーい」というあの元気な声が聞こえてきそうです。

 

写真のお花は、ご家族さまより今日いただいたものです。

祭壇に飾られていたもので、ご家族様より

「是非、えんで飾ってください」といただきました。

ありがとうございます

 

お別れは辛いですが、今回勉強させていただいた様々なことを

これからに活かしていくのが、大先輩への恩返しにもなるかと思います。

大先輩、そしてご家族さまありがとうございました

ご冥福をお祈りします。

多機能ホームえんより

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