株式会社EPO

~注意情報~細菌性赤痢の増加について

北九州市における赤痢菌の年間発症届出数は例年0~3件ですが、

今年は10月に入って8件の届出があり、増加しているそうです。

 

細菌性赤痢とは?

細菌性赤痢は、赤痢菌により引き起こされ、血便を生じる急性の下痢症です。

近年の細菌性赤痢患者は海外からの帰国者で大部分占められていましたが、国内で同一の感染源によると疑われる広域・散発的発生が確認されています。

少量の細菌(10~100個)でも感染するため、人から人への感染による集団感染事例や家族内感染事例が報告されています。

細菌性赤痢は、海外感染だけでなく、日本国内でも毎年感染が起こっています。

 

感染の仕方

赤痢菌に汚染された水、食品などを接種することによって感染しますが、少量の菌量でも感染することから、患者や保菌者の糞便、それらに汚染された手指、食品、器物等を介して直接、あるいは間接的に感染する場合もあります。

 

予防のポイント

手洗いの励行が基本です

・調理や食事前、用便後は必ず石鹸で手をよく洗う

・旅行中は生水、氷、生ものは避けることが重要

 

下痢、腹痛などの症状があるときは

・安易に下痢止めなどを飲まず、早めに受診し、医師の指示に従いましょう

・症状のある方の入浴は最後にするか、シャワーだけの利用にしましょう

 

株式会社EPO本社より 牧村

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