目次
はじめに
EPOのブログで、何度か記事を書かせていただいたこともあります、
ヘルパーステーション笑の輪のご利用者様の佐藤様。
いつもお世話になっております。
今回は佐藤さんが代表をつとめる「みち企画」。
今回みち企画にて、匠・三人展という芸術作品展がおこなわれるということで
ご紹介させていただきたいと思います。
みち企画とは
音楽・落語・絵画などジャンルを問わず日頃から芸術文化活動を行っているけれどなかなか発表の場に恵まれない。そんな仲間を発掘し、一般の皆さんに見聞きしてもらうことで障がいをもった仲間のサポートを目的としています。
障がい者の自立や、就労を考えると未だにどこかの作業所または就労支援施設に通い本人にとって多少なりとも苦手な仕事を頑張って続けている風潮です。
しかし、「みち企画」が考える仕事とは障がい者本人が一番リラックスした状態で最高に輝けるものです。
今回の匠・三人展も各々がもつ障がいと共存しながら時間をかけ制作した作品ばかりです。障がいを超越した作品をお楽しみください。
みち企画 代表 佐藤拓也氏
匠・三人展
本展に出品するアーティストは、各々身体的・精神的なハンディと共存しながら制作に打ち込んでいます。抱える障がいが原因で様々な制約を受ける障がい者が、自由に自己表現した作品を展示することで、本人の社会参加と周囲の理解を促すことを目的としております。多くの方々にハンディを超越した作品を楽しんで頂きたいと願っております。(みち企画)
今回の匠・三人展では、油彩の高坂昇さん、切絵の大森浩之さん、書の新開美世さんが出展されています。
高坂昇さん(油彩)
1936年、和歌山県生まれ。13歳から絵を描き始め、高校1年で初の個展を開く。多摩美術大学で油彩を学び、「白樺」シリーズ、「野の花」シリーズ、「鬼」シリーズ、「ピエロ」シリーズなど多くの連作を発表、60回以上の個展を重ねる等精力的に活動。2005年には「北九州風景」シリーズを発表、現在は「宇宙」シリーズ1000枚を制作中。
大森浩之さん(切絵)
1967年、北九州生まれ。小倉総合高等職業訓練校卒業後、毘沙門堂(八幡西区則松)にて写仏を約6年、その後切絵サークルにて切絵を1年間学ぶ。以後、15年以上に渡り、独学にて切絵を作り続け現在に至る。2012年の第1回「匠・三人展」にてこれまで一度も公開しなかった作品を初公開し好評を得る。
新開美世さん(書)
1990年、北九州生まれ。小倉北支援学校在学中「いきいきアート塾」で書と出会う。19歳の時、黒田征太郎氏とのコラボ作「花」が新聞に取り上げられ、その後彼のライブペインティングにも参加。その模様は「LIVE IN FOLGORE」としてYoutubeにUPされている。現在本田卓先生の指導の元、書を楽しんでいる。
出展期間
11:00-19:00(最終日は17:00まで)
入場無料
アクセス
ディーキューブギャラリー(北九州市小倉北区馬借1-3-23)
■JR小倉駅より徒歩10分
■モノレール旦過駅または平和通駅より徒歩5分
■西鉄バス「旦過橋クエスト前」下車徒歩1分「紺屋町」下車徒歩5分
※駐車場はありません。近隣のコインパーキングのご利用をお願いします。
佐藤さんよりコメントをいただきました
今回の匠・三人展は、障がい者種別としては、身体と知的の障がいをもつ匠の展覧会ですが、身体の油彩の巨匠、高坂昇氏が現在、食道と肺の癌と闘っています。
その治療費を捻出するための協力も目的としています。
皆さんがご覧になり作品を購入していただくことで各自の自信や自立の一歩につながっていくと思っていますのでご覧になり楽しんでいただくとともにご購入の検討もよろしくお願いします。
まとめ
私も作品展がはじまったら伺わせていただきます。
入場無料なので、このブログを読んで少しでも気持ちが動いた方がいらっしゃいましたら
是非足を運んでみてくださいね
株式会社EPO本社より 牧村